ねぎ嫌い

始業前に学んだことを小出しに。最近はHacker Newsの人気記事をまとめてみたり。

2017-07-17 Employees Who Stay in Companies Longer Than Two Years Get Paid 50% Less

原文:www.forbes.com

平均して2年以上同じ会社に雇用されていると、生涯に渡る賃金の少なくとも50%以上を減らす、という記事。
つまり転職によって賃金を増やし続けていくほうが、同じ会社で働き続けるよりもずっと生涯年収が高くなる、という話。

同じ会社にいる人が毎年行われる賃金の上げ幅は2014年で3%であった。
パフォーマンスの低い従業員で1.3%の上げ幅、パフォーマンスのある従業員でも4.5%の上げ幅があった。
APIの上げ幅がアメリカでは2.1%であることから、実質的な上げ幅は1%に満たないということである。

しかしながら、従業員が離職する際に受け取る手当は10%-20%になり、人によっては50%も受け取る。

理由の1つの賃上げは現在の給料に対して何%上昇させるか、に基いており上司がそこまでの権限を有しないこと。
それに対し転職による賃上げは市場に基づくため、上限がないこと。
これらの理由により優秀な人間は転職をしたほうが最終的にもらえる賃金は多くなる。

転職歴が履歴書を汚すことのリスクと、受け取れる賃金の上げ幅を天秤にかけて転職を考えたほうが良い。