何故スタートアップ企業を立ち上げるべきなのか?という話。
著者はY CombinatorのCEOであるMichael Seibel。
多くのスタートアップ企業は成功せず、秀でた才能を持つ技術者は大きな給料を受け取ることが出来、大企業ほど大きく難しい問題に挑戦できる環境はない、と知っているにも関わらず、なぜスタートアップ企業を立ち上げるべきなのか。
それに対する著者の答えは、前人未到な領域かつ成功確率が低く、失敗の責任を全て取らなければならない状況でのみ限界を超えて働くことが出来るから。
著者の経験から、
- 敗北者であることが好きか
- 人々が避けるような難しい問題にチャレンジしたいか
- 成功・失敗に個人の責任を取る時に成長するか
この場合、スタートアップ企業を立ち上げるべき。
大企業では経験できない多くの仕事がある。
歳を追えばスタートアップ企業を立ち上げるハードルが高くなってしまう。
富豪になれるかは保証しないが、難しい問題に挑戦できることは保証する。
限界を超え、学習を早め、不可能が可能であることを示してくれる。